前回ご寄稿いただいた井上恭介さんから、ご案内です。
前回の内容:
酷暑の秋に、介塾の映像作品第3弾を、配信します!
「水の世紀」は、水や野山や川や海を見つめたり、楽しんだりするだけでは、
やってこない。私が被爆80年に向き合い「万博会場で被爆アートをみよう!」と訴える、そのこころとは――
考え続けていたら、こんな“詩”が頭に浮かびました。
ぼくたちの「ウルトラウォーター宣言」
水、水、水 と叫びながら死んでいった人たちを忘れてはならない
8月6日と9日のことを思い出さない人が増えた、今
世界は、かわきにかわいている
産業革命が人々を豊かにしはじめた頃、誰が予想しただろう
万博などで喝采を浴びる科学技術の進歩が、人類を絶望の淵においやるとは
日本の里山にすみ「田舎にはなにもない」と不平顔の人たちは、
水なんて、いつでもいくらでもあると思っている
でも、そんなことをいっていると、とりかえしのつかないことになる
多くの人が、ほんとうはそのことに気づいている
カムチャツカで大きな地震がおき、火山が大爆発したことは
気候変動とどうやら無関係ではない、という
次は富士山かもしれない 地球のすべての異変は、つながっているらしいのだ
被爆80年のあついあつい日に、いっておきたい
この星のいきとしいけるものは心をひとつにして、ことにあたるべきだ
澄んだ瞳にいっぱい水をたたえた少年少女には、伝わるはず
頼む、一緒に!
改めて申し上げますが、介塾の映像配信は、単なるエンターテイメントではなく、ちっぽけな存在ながら、「社会運動」として志高くやっております。
活動資金は、みなさんの募金に頼っています。どうぞよろしくお願い致します。
政治や、社会のリーダーと呼ばれる人があてにならないから、未来をあきらめるという選択肢は、ない。だから前を向いて、共に進もうではありませんか。
5万円以上募金いただいた方は、映像作品の最後にお名前を掲載させていただきます。
そして、今回から遠州・天竜杉の端材を活用した「介塾特製!ウルトラウォーターお箸(5膳セット)」を差し上げます。
とりあえずの締め切りは9月15日。配信開始は17日頃の予定です。
第3弾の配信開始とともに、第2弾の「英国(UK)で生まれた被爆アートが心ある人たちを動かしはじめた記録」は、無料でみていただきます。(※ 第2弾はPONDALAR Kyoko KIMURAとしてご協力させていただきました)
井上恭介(いのうえ きょうすけ)
大学時代、東京学生英語劇連盟委員長として英語ミュージカル「FAME」の100人のキャスト・スタッフを束ね、5公演6000人の観客を魅了した。NHK報道番組プロデューサーとして「NHKスぺシャル」「クローズアップ現代」で名作を連発。現在は独立して、未来提言の著書「ウルトラウォーター」やオリジナル映像作品を配信している。
