2025年5月11日、「ぬぃま〜る壁画まえ・パフォーマンス・ディ」と題して、壁画完成披露と多彩なライブパフォーマンスを組み合わせたイベントが開催されました。(イベント・プロデュース:PONDALIZE 小林三悠)
当日は天候にも恵まれ、通りがかりの中学生や親子連れなど、地域内外から多くの方々が訪れました。

🖼 壁画完成とそのインパクト
イベントの起点となったのは、2週間にわたって滞在制作を行ったアーティスト・サム(Sam Allen)による壁画の完成。通りに面した建物2階には、モリアオガエルやサギ、虫、魚など「沼」の生き物たちが色鮮やかに描かれ、建物側面には「沼場劇場」の文字とともに、レトロかつ幻想的な夜の街の情景が展開されました。





🎶 パフォーマンスの数々
イベントは一日がかりで進行し、ジャンルを超えた多彩なパフォーマンスが繰り広げられました。
- ガラクタドラマー・まー君:看護師として働きながら「ガラクタ」でリズムを刻むドラマー。ニューヨークでのセッションを目指して活動中。
- HIKI-WARAIピザ三味線さん:インパクトある自己紹介から始まり、「お布団かけてあげたい」「壁こちょこちょしないで」といったシュールで風刺的なネタを披露。文化や言葉の“壁”にも通じる含みが印象的でした。
- 長唄三味線・秋元惠津子さん:ピザ三味線さんの母でもあり、プロの演奏者として本格的な長唄を披露。笑いと静寂が交差する場面となりました。
- PONDALAR香りのワークショップ:感性を頼りに「沼の香り」を創作するワークショップ(詳細は[note.comのリンク]参照)。
- ライブペインティング × ドラム演奏:まー君の演奏に合わせてサムが即興で壁に描き加えるセッション。沼の街並みに突如現れた「龍」は観客の大きな歓声を呼びました。
- 介護亭楽珍師匠の落語:現役介護士でもある楽珍師匠が、認知症のおじいちゃんと孫の会話をテーマに、笑いと感動を届けました。
- 飲食担当アオチャン!:美味しいランチとおやつも大好評でした。







🎤 トークタイム & 今後の展望
イベントの終盤には、サムを囲んでのトークセッションも実施。滞在中の体験や壁画制作の裏話、今後の活動について語られました。アーカイブは下記リンクより視聴可能です。
さらに、2025年秋にはメキシコから壁画アーティストが来訪予定との発表もあり、今後の展開にも期待が高まります。
