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PONDALIZE

  • World Digital Preservation Day 2025:なぜ「保存するのか」問うデジタル遺産の意義

    11月 8th, 2025

    今朝の沼ニュース 2025-11-8

    「Why Preserve?」——世界が一斉に考える保存の理由

    2025年11月6日、世界各地でWorld Digital Preservation Day(WDPD)が開催されました。今年のテーマは「Why Preserve?(なぜ保存するのか)」。
    主催するDigital Preservation Coalition(dpconline.org)は、デジタル文化遺産をめぐる「保存の意味」を改めて問う日として位置づけています。

    この日は、図書館・アーカイブ・博物館・大学などの研究機関、そして企業・市民団体までが、自分たちのデジタル資産をどのように、なぜ残すのかを再考する機会です。
    特に注目されたのが、ボーンデジタル資料(born-digital)の保存。フォーマットやメタデータ、アクセス権の制御など、紙資料以上に複雑な条件を持つため、単なる「バックアップ」では済まされません。

    デジタル保存は、「未来に向けた戦略的な行為」へと進化しています。組織は、何を、どのように残していくべきでしょうか?


    研究の現場で深めたい「未来志向の保存」の視点

    「なぜ保存するのか?」という問いは、デジタル保存の技術論に終始せず、創造的なリサーチの起点になり得るはずです。

    大学や研究機関の現場こそ、この問いを「未来の再活用」という視点から掘り下げることが強く望まれます。

    例えば、地域の口承記録や講義動画といったデジタル資料を管理する中で、「これらのデータは、50年後の研究者にとってどのような意味を持つか?」という問いを常に中心に置くべきです。

    この視点を持つことで、単なるバックアップを超え、未来のAIによる創造的な再利用を可能にするためのメタデータ設計やアクセス層の仕組みを戦略的に検討する機会が生まれます。デジタル保存は、過去を守る行為であると同時に、未来の研究可能性をデザインする戦略的な行為へと進化させるべきなのです。

    この「未来から過去を見つめる」視点こそが、「なぜ保存するのか?」という抽象的な問いを、実践的かつ創造的なリサーチへと変える鍵となります。


    ビジネスの観点から見た「保存戦略」

    文化資源やデジタルアーカイブに関わる企業・団体にとっても、WDPDは見逃せません。
    「Why Preserve?」というテーマを切り口に、以下のような展開が考えられます。

    • 組織向けデジタル保存ワークショップの開催
    • 「保存から活用へ」を掲げたコンサルティング・サービス
    • メタデータ設計・AI活用支援の新規パッケージ

    こうした提案を通じて、「データを残す」から「価値を継承する」へ。
    保存をビジネス価値に変える発想が、今まさに求められています。


    組織にとっての「Why Preserve?」

    もし今日、手元にある資料が50年後に再び人を救うとしたら、どんな仕組みで残しておきたいと思いますか?
    デジタル遺産の保存は、技術の問題であると同時に、「未来への責任」そのものなのかもしれません。

  • 日本のアート市場の現状と可能性〜地域の図書館x美術館からアートで日本再興を〜

    11月 7th, 2025

    ぬまみん・御友重希さんから、注目のフォーラム開催のお知らせです。
    アートフェア東京の北島輝一さん、ライターの山内宏泰さん、そして元東京国立近代美術館長の神代浩さんらが登壇し、「アートの力をどう社会に生かしていくか」を本音で語り合います。

    アートが「地域」や「知の場」とどう結びつき、どんな未来を描けるのか――。
    図書館と美術館という身近な文化インフラを起点に、日本のアート市場の今とこれからを見つめ直す、貴重な機会です。

    🗓 2025年11月12日(水)18:00〜19:30(オンライン)
    主催:オール・ミュージアム・アンヌアーレ実行委員会(第27回図書館総合展 第2期)
    詳細・視聴リンクはこちら👇
    🔗 https://2020.libraryfair.jp/forum/2025/1979

    ◾️登壇者
    北島輝一
    (アートフェア東京 マネージングディレクター)
    山内宏泰
    (ライター、「上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史」著者)
    御友重希
    (公共創造家見習、Chathamhouse元客員研究員、CePiC-SIH-LdxP メンター共同代表)
    神代浩
    (オール・ミュージアム・アンヌアーレ実行委員長、元東京国立近代美術館長、コーディネーター)

    ◾️内容
     現代社会において新たな価値を創造したり、イノベーションを創出したりする上で、アートが持つ役割に注目されるようになって久しい。しかし、我が国ではアートの持つ力が価値創造やイノベーションに効果的に作用している事例は少ない。その背景には、アートに関わる市場関係者と美術館関係者の間のコミュニケーション不足にあるのではないか?両者がアートの有する様々な力と可能性を社会に対して十分伝えることができていないからではないか?

     アートの力で社会を少しでも善い方向へ変えていくために、まずは日本のアート市場の現状を知るとともに、アート市場と美術館が手を携えるきっかけがどこにありそうか、そして両者が連携協力して新たな価値の創造やイノベーションを後押しするにはどうすればよいのか、議論する。

  • ネット追悼を“記憶の風景”に可視化 — 中国の遺憾表象作品『Tides of Memory』公開

    11月 6th, 2025

    今朝の沼ニュース 2025-11-6

    デジタル空間に咲く「記憶の花」

    2025年9月に Tides of Memory: Digital Echoes of Netizen Remembran が arXiv に公開されました。
    この研究は、中国で著名作家の訃報を契機に発生した ネット上の追悼投稿(主に微博) をスクレイピングし、自然言語処理 と トピックモデル分析 を用いて再構成したデジタル作品です。

    膨大な断片的テキストを 3D 空間で可視化し、ネット上の集合的な悲しみや記憶が波のように広がる様相を「追悼の風景」として表現しています。まさに、個人のレガシーと社会的記憶が交錯する瞬間を、視覚的・分析的に捉えようとする試みです。

    「記憶の可視化」が示す新しい文化資源のかたち

    この作品が興味深いのは、単なるビッグデータ可視化を超え、文化的実践としての追悼行為を“文化資源”として再解釈している点です。
    ネット上のコメントやタグ、絵文字までもが分析対象となり、それぞれが「言説のかけら」として空間化されます。
    自分の発した言葉が“記憶の風景”の一部になるとしたら、どんな言葉を残したいと思いますか?

    研究・創作への応用のタネ

    このアプローチは、中国のネット文化に限らず、他地域・他主題にも展開可能です。たとえば:

    • 日本における著名文化人の追悼や震災記憶を対象に、SNS上の言説を可視化して「記憶の風景マップ」を生成する。
    • デジタル環境人文学(Digital Environmental Humanities)の観点から、湿地・沼地にまつわる民俗伝承や地名の言説を集め、「沼地の記憶地図」を可視化する。
    • 歴史アーカイブに眠る古文書・新聞記事を分析し、「消えゆく言葉・地名」の変遷を可視化して世代間の文化変動を探る。

    これらはいずれも「失われゆく言葉や感情を可視化する」デジタル・ヒューマニティーズ的営みといえます。

    今日のビジネスTip:記憶をインフラにする

    もしこうした「記憶可視化」システムを 自治体・図書館・追悼施設 向けに提供できたらどうでしょう?
    たとえば、追悼行事の記録、地域文化のアーカイブ、災害復興の記憶共有などに応用できます。
    SaaS 型の“記憶可視化プラットフォーム”として展開すれば、文化資源の継承を支える新たな価値提供モデルになりうるはずです。

  • Pondalarアルバム「7 Days HERB TEA」& シングル2作、配信スタート!

    11月 5th, 2025

    Pondalarの新しいインストルメンタルBGMアルバム
    『7 Days HERB TEA』 が、11月4日に配信スタートしました。

    一週間のリズムをハーブティーになぞらえた全7曲のBGM集。
    月曜の「Spark Mint」から日曜の「Sun Red」まで、
    それぞれの一日をやさしく包むような音の香りが広がります。

    さらに、アルバムの最後を飾る2曲、
    「Good Job, Me!」 と 「Aroma Japanesque」 は
    ボーカル入りのシングルとしても同時リリース。
    歌詞に込めた小さな希望と余韻を、どうぞ感じてください。

    各配信プラットフォームへのリンクは、
    Pondalarのアーティストページからアクセスできます。

    PONDALAR

    ゆったりとした午後やティータイムに、
    あなたの一週間に寄り添うBGMとしてお楽しみください☕✨

    そして、この一週間の曜日に合わせた7曲は、一年ほど前に(まだPondalarデビュー前です)「ほびっと」名義で製作した「カラフル7daysハーブティーセット」の7種類のブレンドハーブティーに対応しています。

    ハーブティーのご購入はLITTLE ARTISTS LEAGUE SHOPから

    Pondalarの楽曲とハーブティー、合わせてお楽しみいただけたら嬉しいです♪

  • Humanitextプロジェクト、AIプラットフォーム「Humanitext Antiqua」をボン大学で発表へ

    11月 4th, 2025

    今朝の沼ニュース 2025-11-4

    古典受容研究とAIの接点を探る新たな試み

    ドイツ・ボン大学CCT(Centrum für Classical Tradition)は2025年11月6日、古典受容研究ワークショップ「XI. Atelier ‘Antikerezeption’」を開催します。その場で、名古屋大学発のHumanitextプロジェクトを率いる岩田直也氏が、生成AI対話プラットフォーム「Humanitext Antiqua」を初めて国際的に紹介します。
    → 公式発表はこちら

    RAGで古典語テクストの検索精度を強化

    「Humanitext Antiqua」は、Retrieval-Augmented Generation(RAG)技術を中核に据えています。ギリシャ語・ラテン語のテクスト検索において、文脈情報を統合してハルシネーション(誤生成)を抑制し、研究者が信頼できる根拠ベースの回答を得られるよう設計されています。

    たとえば、ある古典詩の語義を問うと、Antiquaは複数の文献断片を参照し、使用文脈・語源・関連箇所を透明性のある形で提示します。AIが「なぜそう答えたか」を説明できる設計は、人文学研究の再現性と検証性を高めるうえで重要なステップです。

    国際アーカイブ連携と公開APIの可能性

    発表資料によれば、Antiquaは公開APIを備え、各国のデジタルアーカイブや学術機関のデータベースと直接接続可能です。今後は欧州・アジア間の古典資料共有ネットワークを拡充し、学際的な研究協働の基盤として活用されることが期待されます。
    この点について岩田氏は、「AIは資料の“理解補助”であり、研究者の判断を支援するためのツール」と述べています。

    人文学とAIの共創が拓く未来

    ボン大学での発表では、ヨーロッパのデジタル・ヒューマニティーズ共同体とHumanitextチームの研究者が、AIが古典学にもたらす新しい可能性を議論します。希少史料の再発見や国際共同研究の促進を目指す動きは、AI時代の人文学のあり方を再定義する試みとも言えます。


    創造のタネ:地域史料とAIの融合

    もし地方史料館が所蔵する浮世絵や江戸期の村方文書を「Humanitext Antiqua」と連携できたらどうなるでしょうか。AIが自動で翻訳や解題を付与し、地域史をARで可視化するアプリを通して、観光客が町を歩きながら過去の生活や沼地の変遷を体験できる――そんな「物語主導型デジタル遺産ツーリズム」が現実味を帯びます。


    今日のビジネスヒント

    「人文学特化型RAGプラットフォーム」を大学図書館や博物館へサブスクリプション提供する仕組みが注目されます。蔵書メタデータの整備から多言語検索インタフェースまでをワンパッケージ化し、導入コンサルを省くことで低コストDXを実現可能です。
    さらに、公的助成金と企業スポンサーを併用した「文化資源デジタルインフラ」モデルを採用すれば、持続的な収益と社会的価値の両立が見えてきます。

  • Quantum est in Libris:アーカイブ × 生成AIによる記憶の揺らぎ

    11月 3rd, 2025

    今朝の沼ニュース 2025-11-3

    100年前の記録が「動き出す」瞬間

    100年以上前に手書きで残された民族誌の日記が、最新の生成AIによって動き出す——そんな不思議な光景を想像したことはあるでしょうか。
    2025年9月、Mar Canet Sola と Varvara Guljajeva による論文 「Quantum est in Libris: Navigating Archives with GenAI, Uncovering Tension Between Preservation and Innovation」 が発表されました。舞台はエストニア国立博物館(ERM)。ここに保存されていた手書きの民族誌資料を、生成AIモデル「Runway Gen-3」と「Gen-4」を使って映像作品へと変換するという大胆な試みです。

    この研究が描き出すのは、アーカイブの新しい姿です。かつて「保存されるもの」だった記録が、AIの手を借りて「再び語り出すもの」へと変化していく。過去と未来、記録と創造のあいだに揺らぐ“記憶”のあり方が、静かに問いかけられています。


    記録は、誰の「記憶」なのか?

    このプロジェクトの中心にあるのは、エストニア国立博物館(ERM)が所蔵する100年以上前に手書きされた資料。研究チームはその一部をデジタル化し、AIに読み込ませました。すると、そこから生まれたのは、文字でも写真でもなく、「映像」としての新しい記憶。観客はスクリーン彫刻のような装置を通して、手書きの物語が再び動き出す瞬間を体験します。

    印象的なのは、AIが資料を「再構築」することで生まれる誤差や解釈のズレが、むしろ創造の一部として受け止められている点です。
    人間が忘れてしまった断片を、AIが読み違える。けれどその誤読が、まるで記憶が揺らめくような「もうひとつの真実」を浮かび上がらせるのです。

    研究者たちは、保存・継承を目的とするアーカイブを、生成AIによって「再生可能な素材」として再定義しています。静的な“記録”が、動的な“体験”に変わる。その瞬間こそ、アーカイブと生成AIが出会う場所なのです。


    アーカイブを「体験」に変える三つのヒント

    この研究から生まれるアイデアは、文化資源の分野にとどまりません。わたしたちの身近なアーカイブや記録にも、まだ眠っている可能性があります。

    たとえば、地域に残る古文書や家族の日記をAIで再構成すれば、誰も知らなかった物語が蘇るかもしれません。
    あるいは、企業や自治体が抱える膨大な記録を「見る・聴く・触れる」体験型コンテンツに変えれば、文化やブランドの新しい価値を生み出せます。

    さらに、AIが再構築する「未来のアーカイブ」という視点もおもしろいテーマです。AIが生成するデータや創作物は、いつか未来の人々にとっての“遺産”になるかもしれません。そのとき、何を残し、何を変えていくのか。アーカイブは過去を守るだけのものではなく、未来を創るための実験場になりつつあるのです。


    今日のビジネスTip:眠っている記録を、動かしてみよう

    ビジネスの現場でも、この発想は有効です。企業の創業記録、製品の変遷、社史やインタビュー映像などは、立派な“アーカイブ資源”です。生成AIを使えば、それらをストーリー映像やインタラクティブな展示に変えることができます。保存しておくだけでは生まれなかった体験価値が、そこから生まれるかもしれません。

    ただし、AI生成には誤読や著作権などのリスクも伴います。原典を明示し、プロセスを透明に保ち、文脈を丁寧に伝えることが大切です。
    「記録を再構成する」という行為は、単なる技術ではなく、責任と創造のバランスが問われる新しい文化実践なのです。


    記憶がゆらぐ、その美しさ

    「Quantum est in Libris」が示したのは、アーカイブと生成AIの交差点に生まれる“ゆらぎ”の美しさです。
    保存のために閉じられていた記録が、AIによって再び動き、語り出す。その瞬間、私たちは問い直します——いま目の前にある記憶は、本当に「過去のもの」なのか?

    あなたの手元にも、眠ったままの記録があるはずです。
    それをAIとともに“再び語らせる”としたら、どんな物語が生まれるでしょうか。

  • 沼妖精file:002 コンクリートの芽生え

    11月 2nd, 2025

    今週の沼妖精のささやき 2025-11-02

    コンクリートの芽生え ― ひびの中の希望

    「ひびの中に希望を植えるのが、わたしのしごと」
    ーーコンクリートの芽生え

    夜の街の片隅。ビルの影が交差する路地の裂け目に、ちいさな妖精がしゃがみこんでいます。
    手のひらほどの透明な体の中で、光がちかちかと瞬く。彼女は、コンクリートの割れ目に拾った種をそっと落とし、指先でトントンと優しく押さえます。
    まるで街の心臓に、こっそりと夢を植えるように。

    この妖精が好きなのは、「完璧じゃない場所」。
    ひび割れ、欠け、汚れた面——そこには光が差し込む小さな隙間があるからです。
    科学的にも、実際の植物はコンクリートの隙間でも生きられるそうです。アスファルトを突き破る雑草の力は、根の圧力が数十キログラムにもなることがあるのだとか。
    弱々しく見える芽にも、意志のような力が宿っているんですね。

    人間の心も、少し似ています。
    傷ついた場所や欠けた部分にこそ、次の何かが芽吹く余地がある。
    「完全でないこと」を恐れず、そこに小さな希望を植える——それが、この妖精が教えてくれる生き方です。


    🌿 行動のタネ

    今日、自分の中の“ひび”をひとつ見つけてみましょう。
    それを責めずに、そこへ「何か新しいものを植える」と想像してみてください。
    たとえば、失敗のノートに次の挑戦のアイデアを描く。
    沈黙の時間に、未来の小さな種をまく。
    それで十分、妖精が微笑む音が聞こえるはずです。

  • エデュケーション大学香港、西九龍スタディセンター開設──デジタル・ヒューマニティーズなど11大学院課程の拠点に

    11月 1st, 2025

    今朝の沼ニュース 2025-11-1

    何が起きたのか

    2025年10月31日、エデュケーション大学香港(EdUHK)が西九龍文化地区・戯曲中心(Xiqu Centre)内にWest Kowloon Study Centreを正式開設しました。新拠点は約6,300平方フィートの都市型施設で、教室2室+多目的スペース、ラーニングコモンズやディスカッションルームなどを備え、学際学習と知の交流を加速させるために設計されています。場所はAustin Road West 88(MTRAustin駅至近)。都市中心部の立地により、通学時間の短縮と学習体験の向上が期待されます(プレスリリース)。

    どんなプログラムが集約されるのか

    2025/26年度から、このセンターは修士課程10と(学校)マネジャー研修1の計11プログラムの主要会場になります。人文・芸術・教育・スポーツ・テクノロジーまで、文化資源と教育を架橋するラインナップです。たとえば、Master of Arts in Digital Humanities for Cultural Professionals(デジタル・ヒューマニティーズ/香港唯一の専門修士)もここを主会場とします(学位情報)。

    • 対象分野の例:デジタル・ヒューマニティーズ、音楽教育、美術教育・創作、教育史、英語教育、中国語教育、中国学(言語教育)、プレイセラピーとウェルビーイング、コーチングとスポーツマネジメント、将来人材のための新興技術、マネジャー研修(合計11)

    大学の戦略との結びつき

    EdUHKは2025–2031戦略計画で「Education Futures」を掲げ、学際研究・知識交流・国際化を柱に据えています。今回の拠点は、芸術と教育を結ぶ文化素養(cultural literacy)の涵養と、地域連携の強化を担う実装拠点です(戦略計画/特設サイト)。都市部のアクセス性を活かし、公開講座・ワークショップ・市民参加型プロジェクトの場としても活用されます。

    文化資源学・人文情報学の視点で見るポイント

    • 都市立地×文化施設内:劇場(Xiqu Centre)内という環境自体が、公演データ・観客データ・空間データを横断する実験場になります。
    • プログラム横断:教育(TESOL/中国語教育)とデジタルアーカイブ系(DH)・アート教育が隣接。共同制作と教育効果測定を同時に設計できます。
    • 地域接続:尖沙咀〜西九龍文化地区の観光・文化経済圏へダイレクトに接続し、社会実装まで見通した学修デザインが可能です。

    都市の「文化回路」に学内プロジェクトをどう接続すると、受講生の就業スキルと地域便益が同時に伸びるでしょうか?

    “創造・研究のタネ”(物語的プロトタイプ)

    時空クロスアーカイブ:歩いて読む150年の香港

    新センターを舞台に、香港の多言語新聞アーカイブ約150年分を学生がXR空間に再構築。来場者は当時の街並みを歩きながら記事を読む体験へ…なんて、どうでしょうか?

    • 学びの横断:歴史探究+言語学習+観光体験。
    • 人文情報学の実装:OCR・言語横断検索・地理参照(ジオレファレンス)・タイムスライダー。
    • 現地性:戯曲中心の公演スケジュールと連動し、上演作品の時代背景や批評史をその場で辿れる。
    • 評価設計:閲覧行動/回遊時間/言語切替と理解度を学習アナリティクスで可視化。

    今日のビジネスのヒント

    XR化した史料を核に、劇場・博物館と連携した有料ワークショップや季節限定ツアーを商品化しましょう。教育×観光の二重市場を開拓でき、大学発スタートアップとして「文化教育+没入技術」の先行者利益を取りにいけます。B2G(文化局・観光局)との共同プロモーションやB2B(旅行会社/MICE)とのパッケージ造成で客単価の最大化を狙えます。

    この記事で押さえたい要点(1分まとめ)

    • 2025年10月31日開設/西九龍文化地区Xiqu Centre内。
    • 約6,300平方フィート、学際学習の拠点。
    • 11プログラム(修士10+研修1)の主要会場、DH修士も含む。
    • 戦略計画2025–2031の中核:芸術×教育の統合、地域連携と国際化を推進。

    参考情報

    • 2025-10-31|EdUHKプレスリリース:https://www.eduhk.hk/en/press-releases/eduhk-opens-west-kowloon-study-centre-to-advance-interdisciplinary-learning
    • 2025-05-22|戦略計画プレスリリース:https://www.eduhk.hk/en/press-releases/eduhk-announces-strategic-plan-2025-2031-a-blueprint-for-education-futures-across-four-key-areas
    • (参照)戦略計画特設サイト:https://www.eduhk.hk/sp2025-31/en/index.html
    • (参照)デジタル・ヒューマニティーズ修士(MADHCP):https://www.eduhk.hk/fhm/postgraduate-programme/master-of-arts-in-digital-humanities-for-cultural-professionals-madhcp
  • 2025.11.12 周防大島高校&介 塾 主催 映像詩「瀬戸内α波」上映会&シンポジウム

    10月 31st, 2025

    ぬまみん井上恭介さんからお知らせです。


    瀬戸内海に浮かぶ山口県の島・周防大島で、来月12日、地元の県立周防大島高等学校の生徒たちと一緒に、映像上映会とシンポジウムを開きます。
    テーマは「高校生目線で見る島の経済・社会・未来」。大人の常識や評価とは少し違う、彼らならではの感性で、この島の未来を語り合いたいと思っています。

    私がこの島の高校生たちと出会ってから、もう2年あまりになります。その日々をカメラで追い続け、一本の作品にまとめました。
    タイトルは「映像詩・瀬戸内α波」。気持ちのいいときにあふれ出る脳波=α波のように、穏やかで、希望に満ちた島の時間を感じながら制作した100分の作品です。当日はこの作品を会場で初上映します。

    上映のあとには、高校生3人をはじめ、地域エコノミストの藻谷浩介さん、心療内科医の中尾睦宏さん、周防大島高校OBの村田結透さん、保護者代表の白鳥匡史さんたちと一緒に、パネルディスカッションを行います。
    司会は、NHK広島放送局でも長く活躍された松尾剛アナウンサー(NHK財団)です。テーマは「周防大島の未来創造」。若者と大人が対等に語り合う時間にしたいと思っています。

    私は、NHK広島放送局勤務時代から、脱・従来型資本主義を志向し、身の回りの資源を生かして豊かさを生み出す周防大島の人々を取材してきました。
    藻谷浩介さんらと共に執筆した『里山資本主義』は40万部のベストセラーとなり、この島は“里山資本主義の最先端地”として注目を集めてきました。
    しかし今回は、そうした「評価される地域」ではなく、未来を生きる高校生たち自身のまなざしを通して、この島を見つめ直したいと考えています。

    シンポジウムは、11月12日(水)10時から、周防大島橘総合センターで開催します。参加は無料ですが、11月10日までに事前の申し込みが必要です。
    詳細・申込フォームはこちらからどうぞ。
    👉 https://www.sukejuku.jp/event_form1

    詳細は、こちら↓

    周防大島高校& 介塾主催 映像詩「瀬戸内α波」上映会&シンポジウム 2025年11月12日(水)

    井上恭介(いのうえ きょうすけ)

    大学時代、東京学生英語劇連盟委員長として英語ミュージカル「FAME」の100人のキャスト・スタッフを束ね、5公演6000人の観客を魅了した。NHK報道番組プロデューサーとして「NHKスぺシャル」「クローズアップ現代」で名作を連発。現在は独立して、未来提言の著書「ウルトラウォーター」やオリジナル映像作品を配信している。

    リンク https://sukejuku.jp

  • 🌿ご報告と感謝🌿

    10月 30th, 2025

    PONDALIZE(沼タイズ)発起人でアーティストの小林三悠より〜


    横浜春節祭2026-27にて登壇の機会をいただきました🙌

    プレゼン大会Cyclone2025にて最優秀賞を受賞した構想「FOREST within Occupational Therapy 」舞台芸術のこれまでと、比企丘陵の沼場文化創出のこれから、そして木材産業を含めた構想。
    この旅を支えてくださった皆さんへ、改めて心からの感謝をお伝えします。
    寄付、応援、まなざし、言葉――すべてが私の歩みの力になりました。

    そして次の展開として、横浜春節祭2026-27にて登壇の機会をいただきました。
    文化創造・地方創生・都市再生をテーマに、
    「自然と人が共進化するケアの場」について、5分間のプレゼンを行います。

    「話だけでも聞いてみようかな」と思ってくださる方、
    ぜひ、またお会いできますように🌱


    ◤秋祭2025 は11/1-3開催されます◢
    ※ 小林三悠の登壇は11/1(土)です。

    11/1(土)【第3弾 AI/DX共創アカデミー】

    11/2(日)【SIH国際ビジコンFinal】

    11/3(月㊗️)【LdxP★★認定/★★★候補ピッチ】

    (詳細•申込等)https://cepic.earth/so/3fPdBQ3Vh

    CePiC-SIH-日本DX地域創生応援団ほか協力して開催する、11/29(土)Japan DX Player Award 2025

    https://japandx.info

    に向けた、秋祭り2025 11/1-3の内容・参加申込等のご案内です。

    変化の激しい時代、全国・世界をリードする次世代の今年最大の連続イベント、ご同僚含め、こちらも奮ってご参加ください。‌

    11/1(土)【第3弾 AI/DX共創アカデミー】

    (詳細等)https://sih.earth/event/876

    11/2(日)【SIH国際ビジコンFinal】

    (詳細等)https://sih.earth/event/843

    11/3(月㊗️)【LdxP★★認定/★★★候補ピッチ】

    (詳細)https://digital-supporter.net/contest251103/

    (申込)https://form.run/@20251103Entry

    ※関連イベント

    10/14(火)マサルくん ユーザー説明会

    (詳細)https://digital-supporter.net/masaru1014/

    (申込)https://form.run/@AI-masarukun-userkai-0

    (11/1-3詳細•申込等)

    https://cepic.earth/so/3fPdBQ3Vh

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