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PONDALIZE

  • 介塾映像配信第3弾。万博会場の被爆アート!

    9月 5th, 2025

    前回ご寄稿いただいた井上恭介さんから、ご案内です。

    前回の内容:

    被爆80年 ニューヨークの親友アーティスト、キャノン・ハーシーの「被爆アート」(寄稿)

    酷暑の秋に、介塾の映像作品第3弾を、配信します!

    「水の世紀」は、水や野山や川や海を見つめたり、楽しんだりするだけでは、

    やってこない。私が被爆80年に向き合い「万博会場で被爆アートをみよう!」と訴える、そのこころとは――

    考え続けていたら、こんな“詩”が頭に浮かびました。

     ぼくたちの「ウルトラウォーター宣言」

    水、水、水 と叫びながら死んでいった人たちを忘れてはならない

    8月6日と9日のことを思い出さない人が増えた、今

    世界は、かわきにかわいている

    産業革命が人々を豊かにしはじめた頃、誰が予想しただろう

    万博などで喝采を浴びる科学技術の進歩が、人類を絶望の淵においやるとは

    日本の里山にすみ「田舎にはなにもない」と不平顔の人たちは、

    水なんて、いつでもいくらでもあると思っている

    でも、そんなことをいっていると、とりかえしのつかないことになる

    多くの人が、ほんとうはそのことに気づいている

    カムチャツカで大きな地震がおき、火山が大爆発したことは

    気候変動とどうやら無関係ではない、という

    次は富士山かもしれない 地球のすべての異変は、つながっているらしいのだ

    被爆80年のあついあつい日に、いっておきたい

    この星のいきとしいけるものは心をひとつにして、ことにあたるべきだ

    澄んだ瞳にいっぱい水をたたえた少年少女には、伝わるはず 

    頼む、一緒に!

    改めて申し上げますが、介塾の映像配信は、単なるエンターテイメントではなく、ちっぽけな存在ながら、「社会運動」として志高くやっております。

    活動資金は、みなさんの募金に頼っています。どうぞよろしくお願い致します。

    政治や、社会のリーダーと呼ばれる人があてにならないから、未来をあきらめるという選択肢は、ない。だから前を向いて、共に進もうではありませんか。

    5万円以上募金いただいた方は、映像作品の最後にお名前を掲載させていただきます。

    そして、今回から遠州・天竜杉の端材を活用した「介塾特製!ウルトラウォーターお箸(5膳セット)」を差し上げます。

    とりあえずの締め切りは9月15日。配信開始は17日頃の予定です。

    第3弾の配信開始とともに、第2弾の「英国(UK)で生まれた被爆アートが心ある人たちを動かしはじめた記録」は、無料でみていただきます。(※ 第2弾はPONDALAR Kyoko KIMURAとしてご協力させていただきました)

    井上恭介(いのうえ きょうすけ)

    大学時代、東京学生英語劇連盟委員長として英語ミュージカル「FAME」の100人のキャスト・スタッフを束ね、5公演6000人の観客を魅了した。NHK報道番組プロデューサーとして「NHKスぺシャル」「クローズアップ現代」で名作を連発。現在は独立して、未来提言の著書「ウルトラウォーター」やオリジナル映像作品を配信している。

    リンク https://sukejuku.jp

  • 被爆80年 ニューヨークの親友アーティスト、キャノン・ハーシーの「被爆アート」(寄稿)

    8月 6th, 2025

     あなたは今、街の雑踏にたち「なにか音がするなあ」と空を見上げた瞬間、ものすごい閃光に襲われる、ということを想像できるだろうか。

     今から80年前の8月6日、広島でそのようなことが起きた。原爆投下、である。

     その8か月後、ひとりの従軍記者が広島にやってきて、牧師さんや、日赤病院の医師などから詳細な聞き取りを行い、ニューヨークに帰って、その名も「ニューヨーカー」という雑誌に、最初から最後まで、すべてのページをつかって、すさまじい事実を書いた。

     ジョン・ハーシーの「ヒロシマ」である(のちに、その記事は、ジョンが友情を結んだ牧師・谷本清さんらの手で日本語に翻訳され、出版された)。

     その孫が、わが親友キャノン・ハーシーである。48歳。私も186センチなのだが、彼はさらに少し背が高い。波打つグレーの髪。すんだ目。とても陽気で、話す英語はノーブル。3人の娘の世話を一生懸命する、ナイスガイだ。

     キャノンは、盟友のアーティスト、藤元明と共に、8月6日、原爆が投下された8時15分をさしたまま、金属が溶けて「時が止まった」時計を正確に再現。直径数十センチに拡大したアートをつくった。「被爆アート」と、私は呼んでいる。

     おじいさんのジョンも持っていたであろう万年筆の、被爆アートもつくった。表面は、ただれている。折れている。でも「書くぞ!」という気迫が、伝わってくる。

     2つの被爆アートは、大阪関西万博のパビリオン「PASONA NATUREVERSE」に展示されている。

    パビリオンのテーマは「いのち、ありがとう」


    井上恭介(いのうえ きょうすけ)

    大学時代、東京学生英語劇連盟委員長として英語ミュージカル「FAME」の100人のキャスト・スタッフを束ね、5公演6000人の観客を魅了した。NHK報道番組プロデューサーとして「NHKスぺシャル」「クローズアップ現代」で名作を連発。現在は独立して、未来提言の著書「ウルトラウォーター」やオリジナル映像作品を配信している。

    リンク https://sukejuku.jp

  • 🎤 登壇報告|スタートアップ × アート × 社会:共創ラボに参加しました(2025/7/26)

    7月 26th, 2025

    2025年7月26日(土)、【スタートアップ共創DX/AIアカデミー】のケーススタディーツアー第2弾「次世代Entrepreneuerの活躍する企業、まち、地球づくりプロと学ぶ」に、前回5月に引き続き登壇しました。

    今回のテーマは、「歴史・文化創造産業ケーススタディー:こどものまち-アートラボ」。デジタル時代におけるアート・サイエンス・ビジネス・パブリックの融合を探る実践的なラボとして、子どもたちの創造性や地域文化を育む場づくりの在り方が議論されました。


    ポンダラ〜としての登壇:こども・自然・文化をつなぐ視点から

    PONDALIZEからは前回に続いて木村京子が、第2部「家族/民・アート部門 ♡ SDGs社会課題ケーススタディーツアー」にて、沼DAO構想とPONDALIZEの実践を紹介しました。

    • 比企丘陵に点在する「谷津沼」を起点とした地域文化の記録と発信
    • 子どもたちとのワークショップを通じた感性アーカイブの可能性
    • アートによる自然との対話、文化的コモンズの創出

    といった実例を共有しながら、DAO(分散型自律組織)やPAI(パーソナルAI)を活用した、地域と世界をつなぐ新たなアーカイブのかたちについて提案しました。

    プロメンターたちとの対話から見えてきたこと

    ディスカッションパネルでは、北島輝一さんをはじめとする多彩な分野のプロメンターたちと、「こども」「生活文化」「アート」といったキーワードを軸に意見交換。

    🧑‍🤝‍🧑 登壇者プロフィール

    • 北島輝一(アートフェア東京 マネージングディレクター)
      元金融トレーダーからアート業界へ転身。東京・世界をつなぐアートフェア東京の旗振り役。金融視点と芸術感覚を融合したキュレーション力が特徴です。
      ENRICH(エンリッチ) | 新しい時代の富裕層メディア
    • 高橋浄久(合同会社 inoree/OQTA Heart Poppo 創業者)
      IoT鳩時計「OQTA Heart Poppo」で注目。離れて暮らす家族との想いを鳩の音でつなぐコミュニケーションツールを開発。文化哲学の視点を含む事業設計が光ります。
      AUBA(アウバ)
    • 橋田浩一(理化学研究所 革新知能統合研究センター/元東大教授)
      社会実装を目指すパーソナルAI(PAI)研究の第一人者。分散型データ・グラフ文書・クリティカル•シンキングの普及を推進しています。
      目標9 橋田 浩一 PM プロジェクト紹介|ムーンショット型研究開発事業
      ※PAIアプリによるマッチング事例はこちら

    北島さんの視点は「アートによる価値の再設計」、高橋さんは「音や物語を通じた感情の共有」、橋田さんは「技術による個人と地域の架け橋」というように、PONDALIZEの理念と響きあいながら、新たな展開への示唆をいただきました。

    未来志向の問いと対話に満ちた時間。共感と課題解決、創造の共振が、まさにここから始まるような感触を覚えました。


    アートが社会を変える。わたしたちの手で。

    「アート」と「社会課題」をつなげる営みは、まだまだ手探りの部分が多いものです。しかし、感性とテクノロジーを重ね合わせることで、未来に希望を手渡すプロジェクトが生まれる──そんな確信を得られるような場でした。

    次回以降の開催も楽しみにしつつ、引き続きPONDALIZEとしても連携を深めていきたいと思います。

  • 埼玉県文化振興課を訪問しました

    7月 23rd, 2025

    埼玉県文化振興課を訪問しました

    2025年7月23日(水)の午前中、埼玉県庁を訪問し、県民生活部 文化振興課 文化振興担当のご担当者さまに、これまでのPONDALIZEの活動についてご報告させていただきました。

    冊子『沼の入り口』を20部進呈し、心よりの感謝をお伝えしました。埼玉県文化振興基金のご支援があってこそ、2023年度の「沼の民俗音楽会」開催、そして2024年度の冊子刊行という成果につながりました。


    文化振興課とは?

    埼玉県の文化振興課は、県民生活の向上や安心安全の実現を目指して、さまざまな文化芸術施策を推進している部門です。具体的には、文化芸術活動への助成、文化による地域活性化、次世代の文化活動の担い手育成、埼玉県文化芸術祭の開催など、多岐にわたる取り組みを行っています。

    詳しくはこちら:
    https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0305/index.html


    今後の連携のヒント:次世代未来サポート基金

    今後の活動についての意見交換の中で、「次世代未来サポート」基金の活用を勧めていただきました。

    この基金は、地域に根ざした文化活動を通じて、次世代を担う子ども・若者の育成や、地域社会の課題解決を図ることを目的とした事業を支援する仕組みです。PONDALIZEの活動理念と非常に親和性があり、今後の企画展開において検討したい可能性の一つです。

    詳細はこちら:
    https://www.pref.saitama.lg.jp/a0305/h30jisedaimirai.html


    PONDALIZEからの今後の提案

    • 比企丘陵の沼に根ざした地域文化資源を活用した「子ども向けフィールドワークとアーカイブ体験」
    • 地元アーティスト・研究者との連携による「地域文化継承プログラム」
    • 生成AIやDAO・PAIなどを用いた次世代アーカイブ教育プログラム
    • 埼玉県内の他地域との沼文化ネットワーク連携事業

    これらの提案については、今後さらに具体化を進めてまいります。


    そして偶然の訪問:ヒヤシンスハウスへ

    県庁訪問の帰り道、立原道造の「ヒヤシンスハウス」が再現されている別所沼公園を訪ねました。中学生の頃に夢中になった詩人の気配と、偶然にも「沼」が再びつながった瞬間でした。

    その時の記録をnoteにまとめましたので、ぜひご覧ください。 👉
    https://note.com/kyokokimura/n/n3753dcd1af4a


    まとめ

    文化振興課の皆さまには、改めて感謝申し上げます。今後もPONDALIZEでは、地域文化の発掘・記録・共有を通じて、次世代の育成や地域の未来に貢献していきます。

    引き続きの応援、どうぞよろしくお願いいたします。

    冊子『沼の入り口』PDF版の無料ダウンロードは、こちら👉

    『沼の入り口』無料PDFダウンロードはこちら!
  • 📘 報告:『文学は地球を想像する』読書会を開催しました

    7月 20th, 2025

    2025年7月20日(日)、世田谷・松陰神社前の「100人の本屋さん」および Zoom にて、ハイブリッド形式で実施された読書会をご報告します。
    テーマ書籍は、結城正美先生の『文学は地球を想像する — エコクリティシズムの挑戦』(岩波新書、2023)。日本の環境人文学を牽引するひとり、結城先生をお迎えして、多彩な対話を紡ぎました。


    🍃 開催概要

    • 日時:2025年7月20日(日)15:00〜17:00
    • 場所:世田谷・松陰神社前「100人の本屋さん」/Zoom配信
    • テーマ書籍:結城正美著『文学は地球を想像する — エコクリティシズムの挑戦』(岩波新書、2023)
    • ゲスト:結城正美先生(青山学院大学文学部教授/AGU 環境人文学フォーラム主宰)
    • 主催:ヤマノカゼ舎 + 100人の本屋さん
    • 懇親会:能登直送の日本酒とお刺身をご用意。

    詳しい本の紹介はこちら →私の森.jp 編集部の本棚(編集部:さが)
    AGU環境人文学フォーラム →About | AGU環境人文学フォーラム


    🔍 プログラム構成

    15:00〜 前半:著者トーク+環境の視点

    結城先生ご自身による「エコクリティシズムの視点」解説と、参加者同士の対話で深まる環境文学への理解を。(話題提供:嵯峨創平)

    16:00〜 後半:文学/科学の視点+ディスカッション

    文学の視点(話題提供:木村京子)での読み解きに続いて、参加者から科学の視点による鋭い切り込みで、深まるディスカッション。


    📌ポンダラ〜(木村京子)による文学視点の道しるべ3選

    note記事にまとめました。


    🥂 懇親会のひととき

    能登ブックサポートとのコラボ企画として行われた、能登直送のお酒と地域の物産を味わう懇親会。
    参加者どうしの会話では、エコクリティシズムと地域文化が繋がる歓びや、文学と自然の交差点についての知見が交わされました。

    私たちの小冊子『沼の入り口』をお持ち帰り、活動に寄付をくださった参加者の方も!(ありがとうございました🙏)


    ✨今後の展開とメッセージ

    読書会は今後も 対話的・参加型のスタイルで開催したいと思います。

    読者の皆さまも、ぜひ本を通じた「地球との対話」を感じていただけたら幸いです。
    ご質問や今後取り上げてほしいテーマなどがあれば、お気軽にお問い合わせください。

  • 100人の本屋さん『文学は地球を想像する/結城正美著』読書会

    7月 17th, 2025

    PONDALIZEメンバーの嵯峨創平さんが、松陰神社前の棚貸し書店「100人の本屋さん」と共催し、青山学院大学文学部の結城正美教授をゲストに迎える、読書会のお知らせです。

    ーーー

    1990年頃からアメリカで始まったエコクリティシズム(環境文学批評の流れ〜原生自然の再評価から人新世の環境認識や環境倫理まで〜)を扱った結城正美著『文学は地球を想像する』(岩波新書)を題材に読書会を行います。ゲストにお迎えする結城正美先生は、フルブライト留学生としてネヴァダ大学大学院に設置された世界初の「文学と環境」プログラムで学び(PhD)、日本の環境人文学を牽引するお一人です。

    また結城先生が石川県の山間部ご出身で能登半島への思いも強いことから、100人の本屋さんが展開する「能登半島の復興支援」〜能登ブックサポート、能登の日本酒や物産の購入支援〜とコラボする企画として懇親会も行います。皆さんふるってご参加ください。

    取り上げる本:
     結城正美著『文学は地球を想像するーエコクリティシズムの挑戦』岩波新書, 2023
     ➡︎本の紹介記事:https://watashinomori.jp/study/lib_book_107.html

    ゲスト:結城正美先生(青山学院大学文学部教授・AGU環境人文学フォーラム主宰) https://www.agu-environmental-humanities.com/about

    企画運営:ヤマノカゼ舎 + 100人の本屋さん

    開催日時:
    2025年7月20日(日)
    読書会(定員20名/先着順)15時〜17時
    懇親会(会場参加者有志のみ)17時過ぎ〜

    開催方法:
    会場参加+Zoom参加のハイブリット
     会場 世田谷区•松陰神社前「100人の本屋さん」
        アクセス https://shoin-wakamatsu.sakura.ne.jp/access/

    申込み方法:
    Peatixからお申し込みください/申込みされた方にZoomのURL.をお知らせします。 Peatix申込みページ➡︎ https://peatix.com/event/4459022

    参加費:
    ①読書会は、会費1,100円(会場参加 or オンライン参加)
          ※1 会場参加は定員20名(先着順)
         ※2 オンラインはZoomライブ配信 + 動画を後日配信)
    ②懇親会は、飲み物2,000円(「能登の日本酒」飲み放題)
             1,000円(お酒を飲まない方はソフトドリンク)
          食べ物1,500円(能登町の魚屋さんのお刺身【事前申込7/12〆切】)

    エコクリティシズムの研究者となった結城正美先生が、生まれ育った石川県の山麓地域で経験した里山の区画整理事業と家族の記憶。日本の農山村へ寄せる思いの原点と、土地や環境に見合った農業のあり方について綴った興味深いエッセイです。よかったら目を通してみてください。
    『ヒカヒカの土地の先に――農地の大区画化と〈種の孤独〉
    https://distance.media/article/20240910000307

    ーーー

    📖「本、まだ読めてないから…」と迷っている方へ

    ご安心ください。実は今、拾い読みでも気軽に参加できる工夫をスタッフ内で相談中です!

    読了していなくても(or 全く読んでなくても)、テーマにピンときた方なら楽しめる場にしたいと思っています。

    詳細は近日中にまたお知らせしますので、どうぞお気軽にご参加を

    ーーー

    📚【読書会ご参加の皆さまへ特典のお知らせ】

    「当日は都合が…」「あとからじっくり見返したい」方も、ぜひ安心してお申込みを📩

    ▶ Peatix申込はこちら:https://peatix.com/event/4459022

    Peatixからお申込みいただいた方(現地/オンラインどちらでもOK)には、当日の読書会の録画動画(編集版)を後日ご覧いただける特典があります!

    動画は限定公開ページ(https://locarty.org/pondalize/special/)でご案内予定。

    パスワードはPeatixご登録のメール宛にお送りします。

    ーー

    PONDALIZEから、沼の妖怪ポンダラ〜として木村京子も語る予定🌀

  • 【登壇報告】第5回DAフォーラムで「沼の文化的コモンズ」について語りました

    6月 29th, 2025

    2025年6月29日(日)に開催された、第5回DAフォーラム(主催:デジタルアーカイブ学会)に、PONDALIZEより木村京子が登壇し、以下のタイトルで発表いたしました。

    [13] 地域文化の記録と共有:DAO と PAI を活用した「沼の文化的コモンズ」の試み
    ―比企丘陵の沼地をめぐるアート・環境・文化活動のデジタルアーカイブ実践から


    🗓 フォーラム概要

    • 開催日時:2025年6月22日(日) 13:00~16:00
    • 主催:デジタルアーカイブ学会
    • 形式:オンライン
    • プログラム掲載:第13番目の発表として、セッション1(13:10~13:55)(座長 宮川 創)で登壇
    • 関連資料:予稿集・抄録集は公式サイトにて公開
      ▶️木村の予稿PDF
      https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsda/9/s1/9_s9/_pdf/-char/ja

    📚発表内容と視点

    本発表では以下のポイントを中心にお話ししました:

    1. DAO と PAI を活用した地域アーカイブの構造設計
       アート・香り・記憶を編む参加型プロトタイピングを、制度化の仕組みと重層的に接続する構想。
    2. 「沼の文化的コモンズ」概念の提示
       湿地帯に埋まる民俗記憶を対象とした、共有知の生成と持続性をテーマにした試み。
    3. デジタルアーカイブの多声的メディア性
       写真、テキスト、音声、香り、地図、生成AIによるプロンプトなど、感性を含む多様なアーカイブ素材の活用。
    4. 実践プロジェクトの成果と課題
       DAO運営の課題(モデレーション・合意形成)、PAIによる自動生成の可能性と限界。
       地域と専門家、AIが交錯する軌跡を基に、次段階の展開を提案。

    🚀反響と対話の広がり

    フォーラム終了後、多くの研究者や参加者から以下のような関心が寄せられました:

    • DAOによるアーカイブ運営の永続性と参加者間合意形成
    • 香り・音など非可視的素材を含むマルチセンサリー・アーカイブ設計
    • 地域文化のデジタル共有に向けた制度と技術の統合モデル

    また、今後の共同研究・実証実験・国際比較研究への可能性も示唆されました。


    🌱今後の展望

    このフォーラムを契機に、以下のような取り組みを進めてまいります:

    • DAOプラットフォームを活用した地域参加者との継続的協働
    • 香りを含む感性素材の取扱いに対する評価尺度の開発
    • 他地域・海外の沼文化との比較・連携研究
    • デジタルアーカイブ分野とPONDALIZEの制度設計・実践事例としての論文化

    📎関連リンク

    • フォーラム概要とプログラム
    • 予稿集/抄録集(PDF)
    • PONDALIZE Website

    今回の発表は、「沼」をメディウムとして表現し、デジタルアーカイブの理論と実践をつなぎ直す重要な一歩となりました。
    PONDALIZEは今後も、DAO・PAI・感性素材・地域とともに、その歩みを深めていきます。

  • 「水」と世界の良心をつなぐ:被爆アートUK 映像作品に参加しました

    6月 26th, 2025

    映像作品『これも岡本太郎の予言? 被爆アート 英国(UK)をゆく』に参加しました

    被爆アートUKを巡る、創造と記憶と水をつなぐドキュメント。
    映像が「世界の良心が共鳴する場」をそのまま映し出すような瞬間を感じました。

    カメラが追ったのは、作品の完成そのもの。
    その一瞬に込められた人々の想いが、鎮痛と希望を交えながら伝わってきます。

    作品は僅か15分。
    それでも、この短さだからこそ感じられる切実さと希望があります。
    どうぞ、時間を取ってぜひご覧ください。


    🎬 視聴へ

    ▶ 映像作品は↓こちら↓から視聴できます(15分)

    「水」つながりで、映像作品(第2弾)『これも岡本太郎の予言? 被爆アート 英国(UK)をゆく』(15分)に協力させていただき、エンディングに「PONDALAR Kyoko KIMURA」として掲載いただきました!

    「水の世紀」プロジェクトウルトラウォーター

    ご覧いただけたら、感想のシェアもしてもらえると嬉しいです!


    アートは、記録の枠を越え、人の心と世界の声をつなぐメディウムだと改めて思いました。
    被爆アートUKを通じて私も、その“響き”の一部となれたことを、心から光栄に感じます。
    視覚も聴覚も越えて、世界の水のように共振する15分をお楽しみください。

  • 【登壇報告】第24回デジタルアーカイブ研究会にて「沼の記憶」を語りました

    6月 22nd, 2025

    2025年6月開催の第24回デジタルアーカイブ研究会(主催:デジタルアーカイブ研究会、岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究会、特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構)において、PONDALIZEメンバーの木村京子が登壇し、「沼の記憶を編む:感性に根ざした地域文化アーカイブの試み ―DAOとPAIを活用した参加型記録のプロトタイピング―」というテーマで発表しました。


    🗂 イベント概要

    • 日時:2025年6月22日(日)14:00~17:00
      (詳細は公式プログラム参照)
    • 開催形式:オンライン
    • 主催:デジタルアーカイブ研究会、岐阜女子大学デジタルアーカイブ研究会、特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構
    • プログラム一覧・レジュメ集:大会には多様な発表が並び、PONDALIZEの登壇はその中の第5セッション(15:20~15:40)でした。

    📌発表概要

    タイトル:
    沼の記憶を編む:感性に根ざした地域文化アーカイブの試み
    ―DAOとPAIを活用した参加型記録のプロトタイピング―

    主な内容:

    1. 比企丘陵の沼地を文化的コモンズとして捉える視座
      地形・自然・伝統・暮らしの記憶を編む「地縁的アーカイブ」構想
    2. DAO/PAI を活用した参加型アーカイブ構想
      • PONDALIZEの醸してきた国内外コミュニティとの連携
      • DAO(分散型組織)による記録記述の民主的運営
      • PAI(ポンダラ〜AI)による感性プロンプト生成と収集
    3. プロトタイプ実装事例
      • 読者参加型「共感コメント収集」
      • 香り・音・地図・語りをつなぐ感性フィールドワーク
      • note連動による記録の可視化と相互生成
    4. 質疑応答および参加者との対話
      • 専門家・学生・実践者からのフィードバック
      • 「DAOによる地域アーカイブの永続性」「PAIによる感性の定着」は特に注目の声

    🔍発表の特徴と学び

    • 多様なメディア間を行き来する「ハイブリッドアーカイブ」
      文章・音声・香り・画像・参加の記録が、つながりながら場を編むように生成される構造が評価されました。
    • 感性と制度のあいだをつなぐプロトタイピング
      DAO/PAI の組み合わせが、硬直した「記録」の概念に、“ゆらぎ”“交流”をもたらす手触りを持っていると注目されました。
    • 手続き的な民主主義と文化の共創性との融合
      専門家にとっても新鮮だったのは、地域住民とアーティスト・研究者が同じ「ものさし」で語り合い、記録し、評価し合うプロセスができている点です。

    🌱今後の展望と広がり

    この登壇をきっかけに、学会関係者や参加者との連携の機会が生まれつつあります。現在模索されているのは以下の方向です:

    • DAOモデルを用いた継続可能な地域アーカイブ運営
    • PAI技術を組み込んだ感性記録の半自動化・再生成
    • 専門家による制度設計と地域実践の協調体制
    • 他地域・他分野における横展開と比較研究

    📘資料と関連リンク

    • プログラム(第24回研究会)
    • レジュメ集(PONDALIZE登壇資料含む)
    • PONDALIZE Website(展示など、各種記録との連携予定)

    今回の発表は、デジタルとアナログ、手続きと感性、個と土地をつなげる挑戦として、非常に意義深く進展しました。
    今後も実践を重ねて、DAO・PAI・香り・土地という接続点から、アーカイブの未来を編み続けていきます。

  • 【開催報告】🌾 比企丘陵の自然と文化を楽しむひととき(6/21開催)

    6月 21st, 2025

    2025年6月21日(土)、埼玉県比企郡嵐山町にある国立女性教育会館「お茶室」にて、
    比企の自然と文化を五感で味わうイベントが開催されました。

    比企丘陵の五感をひらく午後──確かに記憶に残るこの集いには、
    雨をめぐる祈りとアート、そして香りと対話が静かに流れていました。


    🌿会場:国立女性教育会館「お茶室」

    会場となったのは、緑豊かな庭をのぞむ茶室空間。
    障子越しのやわらかな光と、季節の草花が迎えてくれました。


    🎶演奏:小林三悠「雨水祈水」

    箏による即興演奏が、静かに場を満たします。
    比企丘陵の稲作文化に根ざした記憶を音にする、祈りの旋律。

    耳を澄ますうちに、
    空から滴る水と大地が出会う風景が、そっと立ち上がりました。

    演奏の終盤には、
    会場に用意された民族打楽器や鈴などを参加者が自由に手に取り、
    小林さんの音とともに音の輪をつくるセッションも行われました。

    初めて出会った人同士が、言葉を交わすより前に、
    音でつながる不思議な瞬間。
    それもまた、ひとつの「祈り」のかたちだったのかもしれません。


    🎨絵画と対話:楊英美

    壁に飾られた絵画を前に、
    「ただ、そこに在る」時間を共有する試み。

    観賞の後、ひとりひとりが感じた断片を、
    「つぶやき」としてことばにしてゆく。
    言葉にならないものに、少しだけ触れる静かな対話でした。


    🧴香り体験:木村京子「雨乞いの香り」

    比企に伝わる“雨の願い”をテーマに、
    精油をつかった香りの再現と体感の時間を設けました。

    ※香の構成と背景ストーリーの詳細は、こちらのnoteでも紹介しています:

    🔗 「雨乞いの香り」remix 2025制作ストーリー(note)


    🌳お庭で散策 & 🍵ハーブティータイム

    後半は、お茶室の外へ。
    梅雨の晴れ間にそよぐ風を感じながら、庭をゆっくりと歩き、
    別棟でも飾られた楊さんの作品を鑑賞しました。

    再びお茶室に戻り、ハーブをブレンドした「晴茶」や「澄茶」でひと息。

    参加者同士が今日の感想や、各自の活動をシェアする時間もありました。

    午後のひとときが、静かに閉じていきました。


    ☁️それぞれの感性がふれあう、ちいさな交差点として

    今回のイベントは、
    感性の“共鳴点”としての場づくりをめざした実験でもありました。

    • 芸術と自然
    • 香りと祈り
    • 個と場、土地と記憶

    それぞれが交わる“波打ち際”で、何かがひらかれた一日でした。

    ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。


    📌開催概要(記録用)

    • 日時:2025年6月21日(土)14:00〜16:00
    • 会場:国立女性教育会館「お茶室」(埼玉県比企郡嵐山町菅谷728)
    • 主催:ジェンダー平等ってな〜に実行委員会
    • プログラム:演奏、小さな展示、香り体験、対話、散策、ハーブティータイム
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